新しい内閣も気になるところですが、この「外資の凋落」の記事の方が、このブログのテーマに沿っているので、取り上げます。
リーマンショック以降、外資(というかアメリカ企業)の金融が日本からの撤退しており、日本企業はそれらを買い戻して、再び外資参入以前の鎖国の様な状態に戻っているのではないかという内容なのですが、これは問題です。
もともとがん保険や自動車保険などが安くなったのは、既存の保険会社や厚労省が、従来の生命保険市場を守るため、それらの目的保険の市場のみ解放した経緯があります。結果は見ての通り、疾病保険などの市場が大きくなり、守るはずだった日本の保険会社は大きく競争力を失う結果となりました。
閉鎖性は経済学では何ももたらしません。金融企業が日本から撤退していって「ザマーミロ」と思っている反米な人が多そうですが、外資が出て行くのは、目先のお金が必要というのもありますが、むしろ日本市場に魅力を感じなくなって来ているんだということを、日本人がもっと自覚する必要があるんじゃないでしょうか。
郵政民営化の話でも、すぐに外資に日本を売り払ったみたいなことを言う人が出てきますが、買われたくないのなら一番手っ取り早いのは、日本の市場価値を下げることです(現にそうなっているような……)。その資産を活用できる、と思うから来るんだということを忘れてはいけないんだと思います。
あー、そうだ。郵政と言えば亀井大臣はいけません。暴走しない様に総務大臣の原口氏に期待します。郵政民営化の大幅見直しとなれば、財界は民主党を全く支持しなくなると思いますが、そうなると再び経済自体が冷え込むのは目に見えてます。
今回のタイトルを「金融と経済」としましたが、金融と経済の言葉の違い、皆さんはきちんと理解されていますか?
金融とはお金を融通するシステムを指すのですが、それが経済そのものと混同されるほど重要なのは、金融が投資に直結しているからです。投資の無いところに成長は無く、やる気のある人がお金を調達して投資が出来る、というのが健全な社会です。
金融の衰退は投資、ひいては成長すべてをストップさせることになります。
#じゃあ、リーマンショックは何なんだという話は、またの機会に


by イザかや談義
今一度、事業仕分けを応援して…